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真の竹芸家へ | 此君亭前日譚 op.6
昭和17年に長男の徳三(此君亭現当主/竹芸家)が誕生します。翌年の18年には「心華賦盛籃」(しんかふもりかご)が文展で特選を受賞します。おめでたいことが重なり、作家としても安定した時期に入ります。さらにこの頃、後に一生の付き合いとなっていくメンバーとも知り合います。大分万寿...
渡邊 航
2023年3月10日読了時間: 2分


人間・祥雲斎 | 此君亭前日譚 op.5
日本初の官営の美術展覧会で、現在の日展へと連なる「文部省美術展覧会」通称“文展”の第一回目が明治40年に開催されました。近代国家へと家事を切った日本が西洋をお手本にしたのは科学技術だけでなく美術においても同様でした。 芸術を志す者にとって、文展で認められることこそが当時は全...
渡邊 航
2023年2月10日読了時間: 2分


此君亭と禅 | 此君亭前日譚 op.4
大分市白木に居を構えた祥雲斎は、自宅近くにある禅寺・龍雲寺に夫婦揃って通い始めたことをきっかけに万寿寺(大分市)の僧、足利紫山(あしかがしざん)と知り合います。紫山老師は江戸末期に生まれ、臨済宗十三派合同の初代管長を務めたほどの高僧で、中央での役目を経て大分に戻っていました...
渡邊 航
2023年1月10日読了時間: 2分
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